何のための研修?自己満足で参加するのはやめませんか

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あなたは研修会にどのくらい行っていますか?

研修に行っている人

VS

研修に行っていない人

理学療法士という仕事をしているとどの職場でもこの構図は存在します。

転職を含めて5つの職場を見てきた”ぴろまえ”の周りでも、表面に出なくてもこの構図は存在していました。

理学療法士という仕事は医学的な知識はもちろんですが、介護・福祉に関する知識や治療に関する手技・技術など幅広い習得する必要があります。

そのため、年間に〇〇万円もつぎ込んでいる!なんてセラピストも少なくありません。

年間通して複数の研修で学び、関連する資格を得て頑張っているセラピストを、尊敬するし頭があがりません。

ちなみに私は、結婚して子供ができてからは研修参加がはほぼ皆無(もちろん、関連書籍やオンライン上で勉強はしています)

でも、その研修は目的をもって行ってますか?

セラピストの研修について普段いろいろ思うことがあるので、今回、セラピストとして研鑽する際に知っておくべきポイントを紹介します。

目次

研修・団体を疑え!

世の中にはセラピスト向けの研修が全国探したら山ほど存在します。

良質な団体や講師による研修は、得るものが多く明日の臨床に即生かせるものもあり、本当に良い研修会があります。

同時に、大々的に宣伝して人が多く集まっている割には「あれ?」という怪しい研修も増えてきました。

臨床やキャリアには役に立たない

講師の自己満足?金儲け?

正直、ここは間違いないと思うような団体でも「大丈夫?」というのも(具体的には差し控えますが…)あります💦

なんとなく為になると思って入った団体も、気付いた時には膨大な時間とお金を浪費してしまうことになりかねません。

あなたが研修会に行く時には、その団体や講師は信頼できるか、営利目的が優先とされてないか・評判など、常に疑う目をもって、臨む研修を取捨選択できる力をもつ必要があります。

目的をはっきりさせろ!

セラピストの勉強は自分の興味のあるところに向きがちで、その方がモチベーションは高いです。

でも、その知識や技術って、今の職場で役に立ちますか?

まさか今の職場で必要とされていない、今後も必要としない…

そんな分野に手を出していませんよね?

医療従事者の中でもセラピストは、とにかく守備範囲が広いです。幅が広すぎるため全てをちゃんと網羅することは不可能に近いです(出来ても代償が大きすぎます)。

なので、時間的・金銭的なことを考えると「(将来も含め)雇用される時にメリットとなる知識・技術」を習得している事に焦点を絞ることが大切です。

あなたが今または将来に必要としていることは何ですか?

今一度、研修へ行く目的を再確認してみましょう。

回収出来るか考えろ!

セラピストは勉強熱心な人が多いですね。病院内外で多くの勉強会や研修が全国各地で開催されています。

その一方で、金銭的には報われていないことが多いのも現実です。

常に回収可能かどうかを考え、その回収ルートを模索しましょう。

例えば、研修会で10万使った!資格取るのに50万使った!

その10万や50万が、ちゃんと何か価値を生み出しているのか、考えます。

・職場で評価された
・昇給できた
・講師として呼ばれ収入を得た

患者さんに還元することは当たり前です。それに加えて、あなたのキャリアに還元出来るのか…このような視点を常にもつようにしましょう。

まとめ;ワンランク上のセラピストへなろう

セラピストは本当に真面目で熱心な人が多い。それだけに不器用な人も多く、少し間違った道でも突き進んでしまう傾向にある。

大事なのは、「社会にどう還元していくか」という感覚を持つこと!

それができないから、

・給料が低い

・給料が変わらない

・将来性が低い

こんなことを言う、でも、もうとっくにそんな時代は終わっている

ただ単に働いて、研修やセミナーに行って知識・技術を増やしても…そんな受け身で給料があがるはずがない(上がっても微々たるもの)。

もう一度言う、「社会にどう還元していくか」

何をしたらいいか分からない方は、研修で得た知識や技術をチームメンバーに伝達してみることから始めてはどうだろうか。その技術が複数人の技術になって、より多くの患者さんが救われるのなら、それは立派な「社会への還元」だよ。

さあ、価値を作り出そう(^O^)/

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