『転職サイトと転職エージェントは何が違うの?』
『転職サイトと転職エージェントはどっちを使ったらいいの?』
という疑問をお持ちの人に向けて書いています。
転職サービスには「サイト型」と「エージェント型」の2種類があり、まったく別のサービスとなります。
転職を成功させるためには「転職サイト」と「転職エージェント」それぞれの特徴や違いを把握しておくことはとっても大事です。
私は現役で約10年間、理学療法士として働き転職を2回経験しています。
この記事では、「転職サイト」と「転職エージェント」の違いと活用方法について解説します。
転職サイトと転職エージェントは何が違うの?
転職サイトと転職エージェントの大きな違いは、転職活動を一人で進めるか、担当者と一緒に進めるかです。
転職サイト➜自分で進める
転職エージェント➜担当者と一緒に進める
転職サイトとは、求人検索型のサービスでサイト上に公開されている求人情報を検索して応募します。選考に進んだ際の書類作成や面接対策などもすべて自力で行います。
一方、転職エージェントはキャリアアドバイザーがあなた専属の担当者が付き、書類の添削や面接対策などの転職活動をサポートしてくれるます。
転職サイトは、企業が求人を掲載した時点で「掲載料」として料金を支払います。一律同じ掲載料で応募者の数に左右されません。一方、転職エージェントは求職者の入社後に企業が手数料を支払う成功報酬システムで手数料は入社1人につき年収の約30%となります。
転職サイトの特徴;メリットとデメリット
転職サイトは、好きな求人を自分で探して応募から面接まで進めていく転職サービスです。
・リクナビNEXT
・マイナビ転職
・ビズリーチ
がこの転職サイトにあたります。
転職サイトは、自分のペースで進めることがてきる手軽さと自由度が魅力ですが、自分でやらないといけない作業が多いのがデメリットとなります。
こんな人におすすめ ➤仕事や家庭の状況に左右されず自分で転職活動をしっかり進めることが出来る人
転職エージェントの特徴;メリットとデメリット
転職エージェントは、担当アドバイザーがついてアドバイスや活動の代行を行ってくれるサービスです。
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
・doda
がこの転職エージェントにあたります。
《主なサポート》
・おすすめの求人紹介
・応募書類の準備
・面接対策
・入社までフォロー
・入社後のアフターケア
転職エージェントは、面倒な手続きを代行してくれるので忙しい人にはとっても助かるサービス、一方、転職活動のテンポが良いのでマイペースで活動を進めたい方には少々窮屈に感じるのがデメリットとなります。
こんな人におすすめ➤①自分で転職活動をできない人、②在職中に転職活動をしたい人
転職サイトと転職エージェント比較
転職エージェントと転職サイトの違いを分かりやすく比較一覧としてまとめました。
《転職エージェントと転職サイト比較》
項目 | 転職サイト | 転職エージェント |
料金 | 無料 | 無料 |
紹介求人数 | 多い | 少ない |
求人の探し方 | 本人 | キャリアアドバイザー |
非公開求人の閲覧 | ✕ | 〇 |
日程調整 | ✕ | 〇 |
条件交渉 | ✕ | 〇 |
履歴書添削 | ✕ | 〇 |
面接アドバイス | ✕ | 〇 |
転職後のフォロー | ✕ | 〇 |
転職サイトと転職エージェントどっちを使ったらいいの?
両方使うことをおすすめします!
転職サイトに掲載されている求人は、転職サイトからの応募者に対して、学歴や会社名、転職回数などのフィルターを設けていることがあります。
そのため、転職サイトからの応募だけでは機械的に落とされてしまうことがあります。
気になる求人があるときは、転職サイトから応募するだけなく転職エージェントも併用して応募してみましょう。書類選考の通過率が上がりますよ!
転職サービスによって、対象年齢や特徴がそれぞれ異なります。転職を成功させるには転職サイトと転職エージェントを複数併用し、補うことがおすすめです。
まとめ
転職サイト ➤すべて一人のペースで進めたい人
転職エージェント ➤相談も含めサポートを受けたい人
転職サイト | 転職エージェント | |
メリット | ①自分のペースで進められる ②採用ハードルが低い求人が多い ③企業と直接やりとり出来る | ①希望する求人を紹介してくれる ②非公開求人を教えてくれる ③書類や面接のアドバイスをしてくれる ④面接日程を調整してくれる ⑤給与・条件を交渉してくれる |
デメリット | ①膨大な数の中から自分に合った求人を見つける必要がある ②非公開求人を閲覧できない ③書類作成/面接対策/勤務条件の交渉を自分で行う | ①担当者の経験や知識に差がある ②自分のペースで転職活動がしにくい |
2つの違いを把握するとこであなた自身のあった転職活動を行うことができ、成功への確率がグッと上がります。